堂々とおきたくないものを ひっそり 落としておく番地

  暗黒3番地

>> ××× (未完)
魔王を巡る三つ巴パラレル長編でした。
ツナが化物退治、骸とヒバリが人外です。
最後までのプロットができている・書きたい…ものの、そこまでに
かなり長い枚数を費やすことになるため、2012年現在の私では
自由にできる時間が少ないため無期限の未完としました。
楽しみにしてくださったお方、申し訳ありません;;
1章と2章、それぞれ伏線は引っぱりつつも1章ごとの
お話は終わっている状況です。

>> 一人と二羽のこと。  >>後編 (未完)
>骸がウサギ、ヒバリさんが猫なパラレルもの。
ページ2で準連作扱いでしたが再開の目処がたたなくなったので
こちらに落ちてきました…。すみません;;

>> 夢想
>骸ツナ、ヒバツナ。しかしヒバリさんは報われなさげ…です。
>一部狂った人がいます。とりあえず落ちてきました。
>しかし2007年をむかえて気付けば「夢想」も「亡骸」もさほどやばくない
> (もっとヤバイものが表にいる)のでどこかに…移動を…

>> 亡骸 
>骸ツナ。いろいろと放り投げてるため落ちてきました。
>シリアスな上に不幸で救い薄いです。一番不幸なのはヒバリさんです。

>> 屋敷に帰る
>>「光覆のあしあと」短エピソード
>> 話としては繋がってます 第四話と第五話の間に位置します
>>キリがわるいという構成上の都合によりカット 密かにあっぷ

>> 飛ばない燕×1
>リボーン30%オリジナル70% ヒバツナベースのおりじなる?
> 「凍えた〜」一話二話を書いたところで(当時はサイトを持つ決断をせず)、
>ひばつな書きたいよパワーを方向転換させるために書き始めたもの。
>(リボーンキャラをモチーフにオリジナルで書けば気が済むかもー)
>SSで終わるはずが最初から最後までのストーリーラインができてしまった。
>なのでサイトも開設しちゃったし、せっかくなので一作品として仕上げてみました。
>ヒバリさんな「燕元哉(つばめもとや)」とツナな「田沢綱津(たざわつなつ)」 のお話。
>「凍えた〜」の元といえば 元にあたる気も。

>> 飛ばない燕×1 +1
>「飛ばない燕」後日談。

>> 「快感」の空白
> 凍えた秋が明けて」十話目「快感」の没作
>序盤だけの抜出です ツナが倒れるまでの経緯 ヌンチャク など
>個人的には好きなものの 最終話として相応しくないため 没にした2稿目
>(1稿目は入院中な獄寺とヒバリとが病院で騒ぐものだった
>(同じ理由によりアウト こちらは 完 まで書いてないので闇にポイ

 

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やしきにかえる

 

 


 
夕日が沈もうとしていた。
 小刻みな振動で身体を揺らしながら、骸は頬杖をついて遠ざかるターミナルを見つめていた。
 粘りつくような視線を右から感じる。振り向きもせず、囁いた。
「子供二人、簡単に始末できると考えますか?」
「め。滅相もねえよ! 並盛町までだなっ」
「ええ。余計な詮索をするなら命はないものと思ってください」
 肩越しに振り向いたオッドアイに、ヒゲを生やした中年男性が頬を引き攣らせる。
 ブレーキを踏みしめ、キキッと車体が揺れた。運転手と骸のあいだには二つ分のシートが空いていたが、厚みのある財布が無造作に投げ捨てられていた。骸の指先が少年の髪を梳く。
  少年は膝の上でぐったりとしていた。窓から飛び降りる前に、面倒なので気を失ってもらったのだ。
 トラックは警察の検問を通り抜けた。並盛町に入ったところで沢田綱吉を肩に抱え、シートを降りる。一目散に道を引き返しす車体には目もくれず家路についた。屋敷には夜の闇が覆い被さっていた。
 少年をソファーに置いて、一階から三階までを見てまわる。
(いない。やられたということは、ないでしょうけど)
  最後にテラスを覗き、踵を返した。
(……犬が一人で帰ってこられない……、てことは、ありえそうですけどまあ、千種もいますしね)